KK39490 レッドチェア・スモールは、コーア・クリントが1928年に発表した、レッドチェアシリーズの一つとしてデザインされました。古典家具への敬意とクリントの機能主義的なアプローチから生まれたシリーズ。幾何学的な直線的なラインが大きな特長となっています。この最も小さいバージョンはダイニングチェアとしての使用を考慮したモデルです。

デニッシュモダンの父と称されるコーア・クリント (1888-1954)。デザイナー、教授、デザイン界のリーダーとして世代を超えて多くのデザイナーに影響を与えてきました。1914年の フォーボーチェア、世界的に知られた1933年発表のサファリチェア。機能主義の模範となる数々の名作を残しています。また1929年のバルセロナ万博のデンマーク館の展示デザインもコーア・クリントが手掛けたものです。シンプルなフォルム、質の高い機能性、タイムレスな美しさ、そして妥協の無い素材と製造工程は、クリントのデザインの大きな特徴となっています。